設立の趣旨
2017年3月、金沢大学北溟寮が66年に及ぶ歴史の幕を下ろしました。
本会・金沢大学北溟寮ＯＢ会（20年5月正式設立）は、その歴史を世に留めおくべく、北溟寮の存在した彼の地に記念碑を設置しようと願った者が集まった任意団体です。
5月5日(火･祝)に会の設立総会を開催し、記念碑の設置へと進めていますので、ご関心のある方は是非ご参画ください。
「金沢大学北溟寮ＯＢ会」は、第一に、金沢市弥生の北溟寮跡地、もしくはその近隣に「北溟寮跡地を示す石碑」を設置し、維持管理することを、その設立の目的としています。
また、その目的を遂行するためとして、会員相互の親睦をはかることも趣旨の一つに挙げています。
経緯
有志によって2年半ほど前から記念碑設置の検討が進められ、記念碑（石碑）の設置場所となる金沢市と具体的な交渉を続けてきました。
その金沢市から記念碑の設置条件、具体的には先ず申請要件として常設の組織の設立を提示されました。そこで、任意団体として「金沢大学北溟寮ＯＢ会」を設立することとし、2020年5月5日の設立総会をへて結成されました。
これまでの準備は、金沢近隣に在住の1980年代に入寮（入学）した卒寮生が中心になって進められています。そのためこの時期に在寮したＯＢが賛同者として多くなっていますが、Facebookを利用し、連絡を取り合って広い世代に参加を呼びかけていくなかで、1950～70年代に入寮された方々からもご理解、ご賛同いただくところとなりました。設立前の2020年2月の段階で100名に上る賛同者が得られています。
また、設置場所となる金沢市との関係は良好に築いています。一方、金沢大学学友会からは会の創設を歓迎されています。
このまま順調に関係機関から許諾され、設置の工事段取りが進めば、2021年3月までに竣工できる見通しです。
※2021年初に完成、3月27日に少人数にて除幕式を行いました。
関係の皆さまに厚く御礼申し上げます。